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AI議事録とは?選び方・料金相場とサービス20社の比較【2026年8月】

AI議事録とは、Web会議や対面の打ち合わせの音声をAIが自動で文字起こしし、話者分離・要約・ToDo抽出までを行うサービスの総称です。 当サイトが調査した20社のうち、公式サイトで料金を公開しているのは13社(円建て9社・ドル表記4社)で、公開実例は月額1,100円(Rimo Voice 文字起こしプラン・年払い、税表記なし)から月額250,000円〜(YOMEL エンタープライズ・税抜)まで幅があります。残り7社は料金を公開しておらず、問い合わせ・見積もりでの案内です。

この記事では、AI議事録サービスの提供形態の違い、公開されている料金相場、日本語対応・セキュリティ認証の読み方を、各社公式サイトの一次情報だけをもとに整理します(2026年8月18日確認・LINE WORKS AiNoteのみ2026年8月20日に再確認)。文字起こしの基礎技術については音声認識とはもあわせてご覧ください。

AI議事録サービスにはどんな提供形態がある?

調査した20社は、提供形態から大きく4つに分類できます。

1. 国内専業のAI議事録サービス JAPAN AI SPEECH、LINE WORKS AiNote、Notta、YOMEL、Rimo Voice、ScribeAssist、Otolio(オトリオ)、さくらのAI議事録、AutoMemo、torunoなど、日本企業が提供する専業サービスです。日本語対応(○表記)を明記する会社が多く、ISO/IEC 27001(ISMS)などの認証を取得している会社も複数あります。

2. 商談解析・営業特化型 ACES Meet、amptalk analysis、MiiTel Meetingsは、いずれも商談解析に特化したサービスです。amptalk analysisとMiiTel Meetingsは発話比率・話速などを定量解析し、Salesforce・HubSpot等のCRM/SFAと連携する機能を前面に出しています。ACES Meetは同一マイクでの話者分析・AI話題抽出に対応し、Salesforceとの連携機能を備えています。

3. 会議プラットフォーム内包 Google Meetの自動メモ生成(Gemini in Google Meet)、Microsoft Teams Premium、ZoomMateは、既に使っている会議プラットフォームの有償プラン・アドオンとして提供されます。追加のツール導入なしで使える一方、上位プラン契約が前提になる場合があります(ZoomMateは確認日時点で日本を含むAPACには未提供です)。

4. 海外発グローバルサービス Fireflies.ai、Granola、Otter、tl;dvは、海外発のAI議事録SaaSです。多言語対応をうたう一方、UI・サポート窓口の日本語対応レベルは会社ごとに差があります(詳しくは次節)。

日本語対応はどう読めばいい?

比較表の「日本語対応」欄は、○・△・非対応・未確認の4段階で表記しています。

  • : 文字起こし・要約など主要な機能で日本語対応が公式に確認できる(UI・サポート窓口の対応状況は各社の詳細カード参照)
  • : 機能のレイヤーによって対応状況が異なる。例えばGranolaは文字起こし・要約は日本語対応ですが、アプリUIは英語のみと公式が明記しています。Otterは文字起こしは日本語対応ですが、UI・サポート窓口の対応は公式サイトで確認できません
  • 非対応: 公式サイトが明示的に非対応と記載している場合のみ使用します。本カテゴリではZoomMateが該当し、これはエージェント機能本体(ZoomMate)が英語のみ対応という意味です。Zoomが無償で内包するAI機能群「Zoom AI」(会議要約など)は別機能として日本語に対応しており、混同しないよう注意が必要です
  • 未確認: 公式サイトに記載がなく確認できなかったことを示します。非対応という意味ではありません

セキュリティ認証はどう比較する?

ISO/IEC 27001(ISMS)やSOC 2などの第三者認証を取得している会社が複数あります。ただし取得状況・登録範囲の開示粒度は会社ごとに大きく異なるため、比較表には認証の列を設けず、各社の詳細カードに個別記載しています。認証そのものの意味はISO 27001とはSOC 2とはで解説しています。

費用相場は?料金を公開している13社の実例

調査した20社のうち、公式サイトで具体的な金額を公開しているのは13社です。

サービス 公表料金 税表記・備考
Fireflies.ai Free $0/Pro $10/seat/月(年払い、月払い$18)/Business $19/seat/月(年払い、月払い$29)/Enterprise $39/seat/月(年払いのみ) 通貨記号「$」表示のみ。税込・税抜の表記なし(利用規約に価格は税別との条項あり)
Google Meetの自動メモ生成 Google Workspace Business Standard ¥1,600/ユーザーあたりの月額〜(年間プラン) 税込・税抜の表記は料金ページになし。エンタープライズは金額非公開
Granola Basic $0/Business $14/ユーザー/月/Enterprise $35/ユーザー/月(いずれも月払いのみ) 通貨記号「$」のみ。日本円建て価格の公式記載なし
LINE WORKS AiNote チーム¥19,800/月・ビジネス¥54,000/月・エンタープライズ¥162,000/月(年額契約時・税抜) 月間契約はチーム¥22,000/月等に上がる
Microsoft Teams Premium ¥1,499/ユーザー/月相当(年払い、税別) アドオンライセンスのため別途Microsoft 365/Teamsライセンスが必要
Notta 個人向け: フリー¥0・プレミアム¥1,185/月(税込・年間一括)/法人向け: ビジネス月額2,280円(税抜・年間一括) 個人向けは税込表記、法人向けは税抜表記と公式内で表記差がある
Otter Basic Free/Pro $16.99/user/月(年払い$8.33)/Business $30/user/月(年払い$19.99) 「Prices in USD」と明記。税込・税抜の表記なし
YOMEL スターター¥28,000/月(30時間)〜エンタープライズ¥250,000〜/月(500時間〜)(いずれも税抜) 英語オプション追加時は別途加算
Rimo Voice 文字起こし¥1,650/月・プロ¥4,950/月・チーム¥6,600/月(月払い・税込) 年払いは33%OFF(税表記なし)
tl;dv 無料¥0/プロ¥36,960(シート単位・年払い)/ビジネス¥59,760(シート単位・年払い) 税込・税抜の表記なし
ZoomMate $20/ユーザー/月〜(米ドル・北米提供分、2026-06-01公式リリース) 日本を含むAPACは確認日時点で未提供(2026年後半展開予定)
AutoMemo 個人向け: プレミアム¥1,480/月(税込)/法人向け: シングル100時間¥19,800(1年間有効の買い切り) 法人プラン価格は公式商品APIから取得・表示される値。税込/税抜の記載なし
toruno ビジネス月額¥9,000〜(30時間・税抜)/ビジネスAI要約 月額¥27,000〜(30時間・税抜) 従量課金あり・初期費用0円

残り7社(ACES Meet、amptalk analysis、JAPAN AI SPEECH、MiiTel Meetings、ScribeAssist、Otolio、さくらのAI議事録)は、公式サイトに具体的な金額の記載がなく、問い合わせ・見積もりでの案内です。MiiTel Meetingsは公式に金額として掲載されるのが初期費用のみのため、月額料金は非公開として扱っています。詳しい提供形態・特徴・出典はAI議事録サービスの比較ページにまとめています。

サービスの選び方

公開されている情報だけで比較する場合、次の観点が参考になります。

  • すでに使っている会議プラットフォームがあるか — Google Meet・Microsoft Teams・Zoomをすでに使っているなら、それぞれの内包機能(自動メモ生成・Teams Premium・ZoomMate)が追加ツール導入なしで検討できます
  • 料金公開の有無 — 13社は下限額を公式サイトで公開、7社は個別見積もりです。予算感を先につかみたいなら公開13社から検討すると比較しやすくなります
  • 日本語対応のレイヤー — 「日本語対応」と一括りにせず、文字起こし・要約・UI・サポート窓口のどのレイヤーで対応しているかを各社の詳細カードで確認することをおすすめします
  • 商談解析機能が必要か — 発話比率・話速の分析やCRM連携を重視するなら、ACES Meet・amptalk analysis・MiiTel Meetingsのような商談解析特化型が候補になります
  • セキュリティ認証の要否 — ISO/IEC 27001(ISMS)やSOC 2の取得を要件とする場合、各社の詳細カードで登録範囲まで確認することが重要です

よくある質問

Q. AI議事録サービスと文字起こしツールは同じですか? A. 文字起こし(音声認識)はAI議事録サービスの基礎技術の一つです。AI議事録サービスは文字起こしに加えて、話者分離・要約・ToDo抽出まで行う点が特徴です。

Q. 「未確認」と「非対応」はどう違いますか? A. 「未確認」は公式サイトに記載がなく確認できなかったことを示し、非対応という意味ではありません。「非対応」は公式サイトが明示的に対応していないと記載している場合にのみ使用しており、今回調査した20社ではZoomMateのみが該当します。

Q. 無料プランはありますか? A. Fireflies.ai、Granola、Notta、Otter、tl;dvは無料プラン($0/¥0)を、AutoMemoは文字起こし1時間/月までの無料プラン(お試しプラン)を、それぞれ公式に明記しています。ただし機能・利用時間に制限があるため、詳細は各社の詳細カードでご確認ください。

Q. 文字起こしの精度はどう比較すればよいですか? A. 各社が公表する精度の数値は、測定に使う音声・算定に使う指標がそろっていないため、横並びでの比較はできません。今回調査した20社のうち、WER(Word Error Rate)を明示して数値を公式に公開しているのはJAPAN AI SPEECHの公式プレスリリース1件のみで、これは自社検証による数値です(現行の公式サービスページには精度の数値記載はありません)。ほかにCER(文字誤り率)などWER以外の指標で数値を掲げる会社もありますが、指標・検証条件が異なるため数値としての比較は掲載していません。実際の精度は会議の音声環境によっても変わるため、気になる場合は各社の無料トライアルで実際の会議音声を使って確認することをおすすめします。

Q. この記事の情報は信頼できますか? A. 20社について公式サイトの一次情報のみを使用し、2026年8月18日に確認しています(LINE WORKS AiNoteのみ、公式発表の再確認のため2026年8月20日に確認)。料金・提供内容は変更されるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。詳しい掲載基準はAI議事録サービスの比較ページに記載しています。

出典(すべて一次情報・2026年8月18日確認、LINE WORKS AiNoteのみ2026年8月20日再確認)

※本記事の内容はすべて各社公式サイトで確認した公表情報です(確認日2026年8月18日、LINE WORKS AiNoteのみ2026年8月20日に再確認)。料金・提供内容は変更される場合があります。本記事は公開情報に基づく編集部の整理であり、記事内に広告・アフィリエイトリンクを含みません。掲載内容に誤りがある場合はお問い合わせからご連絡ください。