マルチモーダルAIとは?
マルチモーダルAIとは、文章(テキスト)だけでなく、画像・音声・動画など複数の種類(モダリティ)の情報をあわせて理解したり生成したりできるAIのことです。 テキストしか扱えないAIと異なり、写真を見せて質問したり、音声から議事録を作ったりと、人が普段の業務で扱う多様な情報形式にそのまま対応できる点が特徴です。
仕組み
マルチモーダルAIは、テキスト・画像・音声といった異なる形式の情報を、AIの内部で扱える共通の形に変換したうえでまとめて処理します。この仕組みにより、画像の内容を言葉で説明したり、逆に文章の指示から画像を生成したりといった、異なる種類の情報をまたいだやり取りが可能になります。文章生成の中核がLLMであるように、複数のモダリティを扱えるよう拡張されたモデルがマルチモーダルAIの実体です。
ビジネスでの使いどころ
会議の録音から議事録を作りながら配布資料の画像もあわせて要約する、故障した設備の写真を見せて対処法を相談する、手書きのメモや紙の帳票を読み取ってテキスト化するなどが代表例です。文字情報だけでは伝わりにくい業務(現場作業・デザイン確認・図表の多い資料の読解など)ほど、マルチモーダル対応の有無が使い勝手を大きく左右します。