準委任契約とは?
準委任契約とは、成果物の完成ではなく業務の遂行そのものに対して対価を支払う契約形態で、完成した成果物の引き渡しに対して対価を支払う請負契約と区別されます。 システム開発・AI開発の現場でよく使われる契約形態のひとつです。
請負契約との違い
請負契約は、あらかじめ定めた成果物を完成させて引き渡すことに対価が発生する契約形態です。これに対して準委任契約は、業務の遂行そのものに対価が発生するため、成果物の完成を契約上の義務としない点が特徴です。AI受託開発の現場では、仕様や実現可能性が固まっていない開発の初期段階(要件定義や実証実験の段階)は準委任契約とし、仕様が明確になった段階から成果物の納品を前提とした契約に切り替える、という使い分けが行われることがあります。
使い分けの考え方
どちらの契約形態が適しているかは、開発対象の仕様がどこまで事前に確定できるかによって変わります。仕様変更が見込まれる探索的な開発では準委任契約、仕様が確定しており成果物の範囲を明確に定義できる開発では請負契約が選ばれやすい傾向にありますが、実際の選択は発注者と開発会社の合意によって決まります。一定期間、専任のチームを確保して継続的に開発を進めるラボ型開発という契約方式もあります。
比較ページの「提供形態」欄は、契約形態について公式サイトに記載がある場合のみを記載しており、「未確認」は公式サイトに契約形態の記載がないことを示すもので、その形態で契約できないという意味ではありません。詳しい比較はAI受託開発の比較表でご確認いただけます。
なお、当サイトは法令・判例の解釈や、どちらの契約形態が有利かの評価は行いません。